山田偽研

TMN マニュアル

1 インストール&アンインストール

1−1 実行に必要なライブラリー

TMNを実行するためには,下記の実行環境とランタイムライブラリーが必要です..NET Framework以外は,TMNパッケージに同梱してありますので,そのままお使いください.

フリーのランタイムライブラリーをご提供されている作者様に,改めて御礼を申し上げます.ありがとうございます.

1−1−1 .NET Framework

このソフトを利用するためには,事前にMicrosoft .NET Framework 4.5.1もしくは3.5をインストールしておく必要があります.ご自分の環境に合わせたパッケージを以下のリンクから取得してください.

1−1−2 Azuki.DLL

エディタエンジンには,「Azuki」を使用しています.

1−2 インストール

ZIP圧縮ファイルを適当な場所に解凍したらそのまま起動できます.

フォルダ略称 説明
{TMN} TMN.exe があるフォルダ
{Settings} 初期設定ファイルがあるフォルダ

"{Settings}"フォルダの配置場所によって,様々なユーザーモードで動作します.

1−2−1 シングルユーザーモード
{TMN}\single\

"{Settings}"フォルダを配置すると,TMNはシングルユーザーモードで動作します.

異なるユーザーが実行しても,同じ設定を共有することになります.

1−2−2 マルチユーザーモード・その1
{TMN}\users\ユーザー名\

"{Settings}"フォルダを配置すると,TMNはマルチユーザーモードで動作します.ログインユーザーごとに別々の"{Settings}"フォルダが作成されるので,個別の設定を所有することができます.

1−2−3 マルチユーザーモード・その2

上記の二種類の"{Settings}"フォルダのどちらも存在しない場合,

{AppData}\TMN\
{AppData}
XPまで C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\
Vista以降 C:\Users\ユーザー名\AppData\

という"{Settings}"フォルダが自動的に作成され,TMNはマルチユーザーモードで動作します.ログインユーザーごとに別々の"{Settings}"フォルダが作成されるので,個別の設定を所有することができます.

1−3 バージョンアップ

バージョンアップは"{TMN}"フォルダにすべての新規ファイルを上書きするだけで完了です.

1−4 アンインストール

以下の順番に従って行います.

  • レジストリのクリーンナップのため,IEと同等のパフォーマンスを実現するスイッチをオフにしてTMNを終了
  • "{TMN}"フォルダを削除
  • マルチユーザーモード・その2ならば,"{Settings}"フォルダを削除

2 概要

2−1 起動

シングルユーザーモードでもマルチユーザーモードでも,任意の設定ファイルを使い分けることができます.

設定ファイルは,起動時のコマンドラインオプションから指定します.

2−1−1 デフォルト起動
>TMN.exe

コマンドラインオプションを省略すると,設定ファイル="{Settings}\TMN.XML"として起動します.

2−1−2 オプション起動1
>TMN.exe SAMPLE.XML

のように記述すると,"{Settings}\SAMPLE.XML"を使って起動します.

2−1−3 オプション起動2
>TMN.exe "D:\hoge\hage\SAMPLE.XML"

のようにフルパス/相対パスで記述すると,そのファイルを設定ファイルとして起動します.

この場合は,原理上どのユーザーモードにも属しませんが,便宜上"マルチユーザーモード・その2"で動作していると想定して,空の"{Settings}"を作成します.

2−2 操作

TMNは3つのパネルで構成されており,できるだけこれらのパネルのみで操作が完結するように設計しています.

各パネル上でマウスを静止すると自動的にフォーカスを移動します.

2−2−1 ツリーパネル

Windowsエクスプローラのようにファイル/フォルダ項目をツリーで管理します.

ただし,コンピュータ内のすべてのファイル/フォルダ項目を管理するわけではなく,ユーザーが登録したルートフォルダに属するファイル/フォルダのみに限定します.

ルートフォルダの追加/削除はルートを追加ルートを削除コマンドから行います.

移動/コピー

項目の移動/コピーはドラッグ&ドロップによって行います.

動作 操作
移動 左クリック+ドラッグ
コピー 右クリック+ドラッグ
対象 方向 対象
ツリー arrow_both.png ツリー(3)
ツリー arrow_both.png エクスプローラなど
ファイラ項目(1) arrow_both.png エクスプローラなど
ファイラ項目(1) arrow_right.png ツリー(3)
検索パネル項目(2) arrow_right.png ツリー(3)
検索パネル項目(2) arrow_right.png ファイラ(1)(3)
外部ウェブブラウザのリンク arrow_right.png ツリー(4)
外部ウェブブラウザのリンク arrow_right.png ファイラ(4)
注意1
ファイラについては次節を参照してください.
注意2
検索パネルについては次々節を参照してください.
注意3
多重起動したTMN間でのやりとりも可能です.
注意4
インターネットショートカットを作成して,表示パネルのウェブブラウザに表示します.
重複時の処理

移動/コピー先に重複項目が見つかると,それらをリストアップして対処を促す確認ダイアログを表示します.

重複項目が取り得る動作モードには次の5種類が考えられます.

動作モード 説明
置換 転送先の重複項目をゴミ箱に捨てて,転送元をそのまま移動/コピー
リネーム 転送元をリネームして移動/コピー
置換&リネーム リネームした転送元が別の転送先項目と重複する場合,
新たな重複項目をゴミ箱に捨てて,転送元をリネームして移動/コピー
除外 移動/コピーの実行キューから除外
競合 他の転送元項目と重複が発生

名前を変更して重複が解消されるとリネームモードに移行します.ファイル名を編集するには,項目を選択してF2キーを押します.また,全項目を自動リネームボタンをクリックすると,すべての重複項目を自動的にリネームして,重複を解消します.ちなみに,もう一度同じボタン(全項目を元に戻す)をクリックすると,元の名前に戻します.

除外モードにするには,項目のチェックボックスをリセットします.全項目をまとめてセット/リセットするには左下のチェックボックスから操作します.

実行ボタンをクリックすると,移動/コピーを開始します.ただし,競合モードの項目が一つでもある場合は,フェイルセーフのために,実行ボタンをクリックできないようになっています.

中止ボタンをクリックすると,重複のあるなしに関わらず,すべての移動/コピーを取りやめます.重複項目だけ実行をスキップするわけではないので注意してください.重複項目だけ実行をスキップしたい場合は,すべてのチェックボックスをリセットして,実行ボタンをクリックしてください.

2−2−2 表示パネル

対象項目の種類によって表示モードを使い分けます.

表示モード 対象
メモ帳 テキストファイル
画像ビューア 画像ファイル
ウェブブラウザ インターネットショートカットなど
ファイラ フォルダ
なし 上記以外のファイル/フォルダ

メモ帳モードでは,拡張子ごとに定義されたメモセットを切り替えて,フォント・表示色・特殊文字の表示/非表示・シンタックスハイライトなどを誂えることができます.

ファイラモードは,Windowsエクスプローラの詳細表示モードと同等の機能を提供します.リスト項目をダブルクリックすると対応するツリーへ移動します.また,ツリーへのドラッグ&ドロップによる移動/コピー名前の編集ファイル/フォルダの削除既定アプリで開く名前のコピーのような一般的コマンドの他に,パターン変換や文字列置換による一括リネームを行うことができます.

2−2−3 検索パネル
全体検索

ツリーに登録したすべてのファイル/フォルダを対象に,名前,内容(メモファイルに限る),サイズ,更新日時,作成日時の文字列に対するパターンマッチや大小比較を組み合わせた検索論理式による検索を行うことができます.

結果は検索パネルのリスト部に列挙します.列挙項目をダブルクリックすると対応するツリーへ移動します.また,ファイラの場合と同様に,ツリーへのドラッグ&ドロップによる移動/コピー名前の編集ファイル/フォルダの削除既定アプリで開く名前のコピーと言った操作を行うことができます.

メモ検索

表示パネルがメモ帳モードの場合,その内容を対象に文字列のパターンマッチ検索を行います.

結果はメモ帳内でヒットした文字列をマーキング表示します.

TMNではメモ検索全体検索の垣根をなるべく無くするため,全体検索で使った検索式からでもメモ検索が行えるように工夫しています.具体的には,実行時に検索論理式の中の内容に関わる文字列検索のみ抜き出して実行します.

メモ置換

表示パネルがメモ帳モードの場合,その内容を対象に文字列置換を行います.

結果はメモ帳内で表示します.

3 各部の解説

3−1 ツールバー

メインツールバーとツリーパネルのコンテキストメニューの機能を説明します.

3−1−1 Root.png ルートを追加
3−1−1−1 メニュー部
ルートリスト

すべてのルートフォルダを列挙します.

メニューを選択すると,そのルートフォルダのトップに移動します.

サブメニュー

メニュー項目上で右クリックすると開きます.

追加

ツリーパネルに新規ルートフォルダを追加します.

このコマンドはどこからでもショートカットキーF6で実行できます.

削除

選択したルートリスト項目をツリーパネルから削除します.

このコマンドはどこからでもショートカットキーF7で実行できます.この時は,選択したツリーが属するルートフォルダを削除します.

3−1−1−2 ボタン部
ルートを追加

サブメニューの追加コマンドと同じ動作をします.

3−1−2 Refresh.png 最新の状態に

ツリーパネルを最新の状態にリフレッシュします.

このコマンドはどこからでもショートカットキーF8で実行できます.

3−1−3 NewMemo.png 新規メモを作成
3−1−3−1 メニュー部
新規メモリスト

現在のツリー位置に指定名称で新規メモを作成します.

サブメニュー

メニュー項目上で右クリックすると開きます.

削除

選択した新規メモリスト項目を削除します.

3−1−3−2 ボタン部

現在のツリー位置に新規メモリスト先頭の名称で新規メモを作成します.

このコマンドはどこからでもショートカットキーCtrl+Nで実行できます.

3−1−4 NewFolder.png 新規フォルダを作成
3−1−4−1 メニュー部
新規フォルダリスト

現在のツリー位置に指定名称で新規フォルダを作成します.

サブメニュー
削除

選択した新規フォルダリスト項目を削除します.

3−1−4−2 ボタン部

現在のツリー位置に新規フォルダリスト先頭の名称で新規フォルダを作成します.

このコマンドはどこからでもショートカットキーCtrl+Shift+Nで実行できます.

3−1−5 Trash.png 選択項目をゴミ箱へ

選択項目をWindowsのゴミ箱に捨てて,ツリーから削除します.

フォーカスのあるパネルによって対象となる選択項目が異なります.

フォーカス 対象選択項目
ツリーパネル 選択ツリー
表示パネル/メモ帳   〃
表示パネル/画像ビューア   〃
表示パネル/ウェブブラウザ   〃
表示パネル/ファイラ ファイラの選択リストアイテム
検索パネル 検索パネルの選択リストアイテム

各パネルのショートカットキーDeleteで実行できます.

3−1−6 GoBack.png 前を選択

ひとつ前に選択したツリーに戻ります.

このコマンドはどこからでもショートカットキーCtrl+<で実行できます

3−1−7 GoForward.png 後を選択

ひとつ後に選択したツリーに進みます.

このコマンドはどこからでもショートカットキーCtrl+>で実行できます

3−1−8 選択履歴

ツリーの選択履歴をリストアップします.

仕切り線より 現在表示しているツリーより
上のメニュー項目 新しい履歴
下のメニュー項目 古い履歴
3−1−9 GotoParent.gif 親フォルダへ移動

現在選択しているツリーの親ツリーへ移動します.

このコマンドはどこからでもショートカットキーCtrl+Backslashで実行できます

3−1−10 TreeView.png フォルダツリーの開閉
3−1−10−1 メニュー部
全てのフォルダを開く

すべてのフォルダツリーを開きます.

ツリーにフォーカスがある場合は,ショートカットキーCtrl+Oで実行できます.

下位のフォルダを開く

現在選択しているフォルダツリーより下位のフォルダツリーを開きます.

ツリーにフォーカスがある場合は,ショートカットキーCtrl+Shift+Oで実行できます.

他のフォルダを閉じる

現在選択しているツリーが属するフォルダツリー以外をすべて閉じます.

ツリーにフォーカスがある場合は,ショートカットキーCtrl+Wで実行できます.

下位のフォルダを閉じる

現在選択しているフォルダツリーより下位のフォルダツリーをすべて閉じます.

ツリーにフォーカスがある場合は,ショートカットキーCtrl+Shift+Wで実行できます.

3−1−10−2 ボタン部
全てのフォルダを開く

メニュー部の同機能と同じ動作をします.

3−1−11 表示モードを切替

一時的に表示モードを切替ます.

3−1−12 Launch.png 既定アプリケーションで開く
3−1−12−1 メニュー部
既定アプリケーションで開く

対象選択項目関連付けられたアプリケーションでファイルを開きます.フォルダの場合はWindowsエクスプローラで開きます.また,表示パネルのウェブブラウザにフォーカスがある場合は,そのウェブページ(URL)を既定のウェブブラウザで開きます.

各パネルのショートカットキーCtrl+Eで実行できます.

また,ツリーパネル表示パネル/ファイラ検索パネルで項目をダブルクリックしても実行できます.ただし,フォルダをダブルクリックした場合,検索パネル以外では既にフォルダを開く動作に割り振っているので,この機能は利用できません.

アプリケーションリスト

対象選択項目を指定したアプリケーションで開きます.

サブメニュー

アプリケーションリストのメニュー項目上で右クリックすると開きます.

編集

選択したアプリケーションリスト項目を"オプション設定|アプリ"で編集します.

削除

選択したアプリケーションリスト項目を削除します.

3−1−12−2 ボタン部
既定アプリケーションで開く

メニュー部の同機能と同じ動作をします.

3−1−13 Copy.png 名前をコピー

対象選択項目が複数ある場合は,改行コードで連結してコピーします.ただし,ツリーを作成コマンドの場合は,先頭の選択項目以外を無視します.

3−1−13−1 メニュー部
名前をコピー

対象選択項目名前をクリップボードにコピーします.

各パネルのショートカットキーCtrl+Shift+Cで実行できます.

タイトルをコピー

対象選択項目タイトル(名前−拡張子)をクリップボードにコピーします.

各パネルのショートカットキーCtrl+Alt+Cで実行できます.

フルパスをコピー

対象選択項目フルパスをクリップボードにコピーします.

各パネルのショートカットキーCtrl+Shift+Alt+Cで実行できます.

3−1−13−2 ボタン部
名前をコピー

メニュー部の同機能と同じ動作をします.

3−1−14 Lock.png フォーカスロック

オートフォーカスを抑止します.

TMNは通常マウスカーソルが静止したパネルへ自動的にフォーカス移動する仕組みですが,フォーカスロックが働いている間は,手動でパネルをクリックしてフォーカス移動します.

このコマンドはどこからでもショートカットキーCtrl+Lで実行できます

3−1−15 Show2.png Hide2.png ツリーパネルを開閉

ツリーパネルを開閉します.

このコマンドはどこからでもショートカットキーF12で実行できます

3−1−16 Option.png オプション設定

オプション設定ダイアログを開きます.

このコマンドはどこからでもショートカットキーF1で実行できます

3−1−17 名前を編集

対象選択項目名前をインライン編集します.

各パネルのショートカットキーF2で実行できます.

3−2 表示パネル / メモ帳

現在選択しているファイルツリーの拡張子が登録しているメモセットのどれかに該当する場合は,表示パネルにその設定を使ってメモ帳を開きます.該当しないファイルでも,表示モードを切替コマンドを使って,一時的に開くことができます.ただし,バイナリーファイルを無理やり開くと,動作に支障を来す恐れがあるのでご注意ください.

また,メモ帳に外部のテキストファイル(メモセットに拡張子の定義があるファイル限定)をドラッグ&ドロップするとその内容をキャレット位置にペーストします.

3−2−1 メモセットを切替

一時的にメモセットを切り替えます.

3−2−2 Refresh.png 再読み込み F5

現在の編集内容を破棄して再読み込みします.

3−2−3 Save.png メモを保存 Ctrl+S

編集内容を保存します.

注意
このコマンドを使って保存しなくても,別のツリーを選択すると自動的に編集内容を保存します.(オートセーブ機能)
3−2−4 Undo.png 元に戻す Ctrl+Z

編集履歴をひとつ前の状態に戻します.

3−2−5 Redo.png やり直す Ctrl+Y

元に戻した編集履歴をひとつやり直します

3−2−6 Copy.png コピー Ctrl+C

選択テキストをクリップボードにコピーします.

3−2−7 Cut.png カット Ctrl+X

選択テキストをクリップボードにコピーして削除します.

3−2−8 Paste.png ペースト Ctrl+V

クリップボードの内容をキャレット位置に挿入します.

3−2−9 Format.png 選択テキストを整形
行頭をトリミング Ctrl+Shift+L

選択テキストの行頭にある空白文字を削除します.

行末をトリミング Ctrl+Shift+R

選択テキストの行末にあるる空白文字を削除します.

タブ → スペース Ctrl+Shift+P

選択テキストのタブ文字を半角スペースに置換します.

スペース → タブ Ctrl+Shift+T

選択テキストの半角スペースをタブ文字に置換します.

昇順に整列 Ctrl+Alt+U

選択テキストを行単位で昇順に整列します.

降順に整列 Ctrl+Alt+D

選択テキストを行単位で降順に整列します.

逆順に整列 Ctrl+Alt+R

選択テキストを行単位で逆順に整列します.

改行を除去 Ctrl+Shift+J

選択テキストから改行コードを除去します.

空行を除去 Ctrl+Shift+K

選択テキストから空行(文字列のない行)を除去します.

3−2−10 Template.png 定型文を挿入
新規定型文を作成 Ctrl+T

新規定型文を"オプション設定|定型文"で作成します.

定型文リスト Ctrl+0Ctrl+9

キャレット位置に指定した定型文を挿入します.

サブメニュー

定型文リストのメニュー項目上で右クリックすると開きます.

注意
コンテキストメニューの定型文リストでは動作しません.
編集

選択した定型文リスト項目を"オプション設定|定型文"で編集します.

削除

選択した定型文リスト項目を削除します.

3−2−11 WordWrap.png ワードラップを一時変更 Ctrl+K

一時的にワードラップ(行の折り返し状態)を変更します.

注意
一時的な変更なので,"オプション設定|メモ帳|表示1|ワードラップ"の値には影響しません.
3−2−12 すべてを選択 Ctrl+A

メモ帳の内容をすべて選択します.

3−2−13 Find.png 先頭から検索 Ctrl+F

選択テキストを先頭から検索します.

コマンド実行後,選択テキストを"検索パネルの検索テキスト"に記録します.

3−2−14 FindNext.png 前進検索 F3

"検索パネルの検索テキスト"をキャレット位置から前進検索します.

3−2−15 FindPrev.png 後退検索 Shift+F3

"検索パネルの検索テキスト"をキャレット位置から後退検索します.

3−2−16 検索強調を解除 Ctrl+F3

検索強調マーカーを解除します.

3−2−17 ReplaceFind.png 置換&検索 F4

キャレット位置から前方の最も近い"検索パネルの検索テキスト"に一致する文字列を"検索パネルの置換テキスト"と置換します.そして,次の検索一致位置に移動します.

3−3 表示パネル / 画像ビューア

現在選択しているファイルツリーの拡張子が,ビューア項目に該当する場合は,表示パネルに画像ビューアで開きます.

ビューア項目として定義がないファイルでも,表示モードを切替コマンドを使って,一時的に開くことができます.ただし,画像ファイル以外を無理やり開くと,動作に支障を来す恐れがあるのでご注意ください.

3−3−1 Refresh.png 再読み込み F5

画像ファイルを再読み込みします.

3−3−2 Copy.png コピー Ctrl+C

画像をクリップボードにコピーします.

3−3−3 画像の倍率
倍率 説明
10%〜1000% 元画像を指定倍率に拡大/縮小
ウィンドウ ウィンドウにぴったり収まるように拡大/縮小
3−3−4 ZoomIn.png 画像を拡大 Ctrl+Num +

画像の倍率を1ステップ拡大して表示します.

3−3−5 ZoomOut.png 画像を縮小 Ctrl++Num -

画像の倍率を1ステップ縮小して表示します.

3−4 表示パネル / ウェブブラウザ

現在選択しているファイルツリーの拡張子が,ウェブブラウザ項目に該当する場合は,表示パネルにウェブブラウザで開きます.

ウェブブラウザ項目として定義がないファイルでも,表示モードを切替コマンドを使って,一時的に開くことができます.ただし,ブラウジング不能なファイルを無理やり開くと,動作に支障を来す恐れがあるのでご注意ください.

3−4−1 GoBack.png 戻る

ウェブページの訪問履歴をひとつ戻ります.

3−4−2 GoForward.png 進む

ウェブページの訪問履歴をひとつ進みます.

3−4−3 Root.png ホームページ

起点URLに戻ります.

起点URLとは選択項目のローカルパスを示します.

しかし,選択項目がお気に入り(インターネットショートカット)の場合は,中身のアドレスを示します.

3−4−4 Refresh.png 更新 / Stop.png 中止
表示 動作
完了 更新
途中 中止
3−4−5 Favorite.png お気に入りを作成

表示中のウェブページのお気に入り(インターネットショートカット)を現在のツリー位置に作成します.

3−4−6 アドレスボックス

ウェブページのURLを表示/入力します.

3−4−7 Navigate.png 移動

アドレスボックスに入力したURLに移動します.

3−5 表示パネル / ファイラ

現在選択しているフォルダツリーに属するファイル/フォルダを列挙します.フラグの値によっては,すべてのファイル/フォルダを列挙しているわけではないので注意が必要です.また,このフォルダに対してバックグラウンドで作業を行った場合,ファイラ項目が最新の状態を反映していないかもしれません.そのような時は,最新の状態にコマンドを実行してください.

ファイラ項目をダブルクリックすると,対応するツリーへ移動します.

また,ツリー項目と同じく,ツリーへのドラッグ&ドロップによる移動/コピー名前の編集ファイル/フォルダの削除既定アプリで開く名前のコピーと言った操作を行うこともできます.

更に,ファイラでは,パターン変換文字列置換によるファイル/フォルダの一括リネームを行うことができます.以下にその説明をします.

3−5−1 リネーム方法

ファイラ項目のリネーム方法を選択します.

リネーム方法 説明
パターン変換 環境変数を組み合わせて作成したパターンに従いリネーム
文字列置換 検索テキスト置換テキストに置き換えてリネーム
3−5−2 パターン

パターン変換によるリネームのパターンを入力します.

下記の環境変数を組み合わせてパターンを構築します.

環境変数 説明
[name] ファイル名(タイトル+拡張子)
[title] タイトル
[ext] 拡張子
[now] 現在日時(yyyyMMddHHmmss)
[now:date] 今日の日付(yyyyMMdd)
[now:time] 現在の時間(HHmm)
[now:ユーザー定義] ユーザー定義の書式による現在日時(1)
[num] 連番(自動)(2)
[num:開始値] 連番(手動)(2)
補足1
ユーザー定義書式については,「カスタムの日付と時刻の書式指定文字列」を参考にしてください.ただし,ファイル名なので,使える文字は「-_yMmDdHhs年月日時分秒」に制限しています.
補足2
"連番"とは,ファイラで選択している項目に対して,上から順番に付番する機能です.開始値を省略した場合は,開始値=1から桁数可変で付番します.開始値がある場合は,その値から桁数固定で付番します.

環境変数はコンテキストメニューを使って入力することもできます.

3−5−3 検索テキスト

文字列置換によるリネームの検索テキストを入力します.

検索テキストは,"メモ検索""検索パターン"と同じ書式で入力できます.

3−5−4 置換テキスト

文字列置換によるリネームの置換テキストを入力します.

置換テキストは,"メモ置換""置換テキスト"と同じ書式で入力できます.

3−5−5 ReplaceAll.png リネーム実行

以上の入力を元に選択項目をリネームします.

リネームの成否は結果カラムに表示します.

3−5−6 Undo.png リネーム復元

選択項目を直前のリネーム/復元操作の前の名称に戻します.

別ツリーに移動するとリネームは確定し,復元することはできなくなります.

3−5−7 サンプル
パターン変換によるリネーム
タイトル+連番
[title]-[num].[ext]
[title]-[num:001].[ext]
日付+タイトル
[now:date]-[name]
[now:date]-[title].[ext]
[now:yyyyMMdd]-[name]
文字列置換によるリネーム
単純な文字列置換
検索テキスト:[暫定]
置換テキスト:[決定]
日付の書式を変更
検索テキスト:@r (\d{4})-(\d{1,2})-(\d{1,2})
置換テキスト:$1年$2月$3日

3−6 検索パネル

検索パネルからは以下の3種類の操作を実行できます.

分類 説明
全体検索 ツリーに登録したすべてのファイル/フォルダを対象に検索
メモ検索 表示パネル/メモ帳の内容を対象に検索
メモ置換 表示パネル/メモ帳の内容を対象に置換

以下に,専用のツールバーの機能を説明します.

3−6−1 FindTree.png 全体検索

ツリーに登録したすべてのファイル/フォルダを対象に,名前,内容(メモファイルに限る),サイズ,更新日時,作成日時の文字列に対するパターンマッチや大小比較を組み合わせた検索論理式による検索を行うことができます.

結果は検索パネルのリスト部に列挙します.

列挙項目をダブルクリックすると対応するツリーへ移動します.

また,ファイラ項目と同じく,ツリーへのドラッグ&ドロップによる移動/コピー名前の編集ファイル/フォルダの削除既定アプリで開く名前のコピーと言った操作を行うことができます.

3−6−2 検索テキスト
入力書式
全体検索
 {検索論理式} {what句}

ツリーに登録したすべてのファイル/フォルダから,what句で指定した種別に対して,文字列のパターンマッチや大小比較を組み合わせた検索論理式による検索を行います.

メモ検索
 {検索パターン}

表示中のメモ帳の内容に対して,検索パターンによる文字列検索を行います.

TMNではメモ検索全体検索の垣根をなるべく無くするため,全体検索で使った検索式からでもメモ検索が行えるように工夫しています.具体的には,実行時に検索論理式の中の"内容"に関わる文字列検索(検索パターン)のみ抜き出して実行します.

メモ置換
 {検索パターン}

表示中のメモ帳の内容に対して,検索パターンによる文字列置換を行います.

メモ置換では検索テキスト置換テキストの対応関係がはっきりしていないといけないので,メモ検索のように全体検索で使った検索式を流用することはできません.

検索論理式
 {マッチ式} and {比較式}
 {マッチ式1} or {マッチ式2}
 {マッチ式}
 {比較式}

検索論理式とは文字列のマッチ式や比較式を論理演算子(and,or,not,&&,||,!)で結合した式です.もちろん,マッチ式や比較式を単独で記述することも可能です.論理式をまとめるために,括弧を使うことはできません.ブール代数の規則に従い,括弧を展開したり,式順を変更して記述してください.

マッチ式

マッチ式とは文字列のパターンマッチングを評価する式です.

マッチ式には主要要素(ファイル/フォルダの名前とメモの内容)をまとめて評価する方法と個別要素を指定して評価する方法の2種類の書き方があります.

主要要素の場合
 {検索パターン}
個別要素の場合
 {要素名}//{検索パターン}
{要素名} 説明
name ファイルの名前(タイトル+拡張子)&フォルダのタイトル
名前    〃
なまえ    〃
title ファイル/フォルダのタイトル
タイトル    〃
ext ファイルの拡張子
拡張子    〃
content メモの内容
内容    〃
size ファイルのサイズ(フォルダはスキップ)
サイズ    〃
modified ファイル/フォルダの更新日時
更新日時    〃
added ファイル/フォルダの作成日時
作成日時    〃
  • 要素名は英字大小文字を区別しません.

個別要素のマッチ式は以下のような書き方もできます.

 {名称1} {名称2} {名称3}//{検索パターン}

これは以下の検索論理式と同じ意味をなします.

 {名称1}//{検索パターン} or {名称2}//{検索パターン} or {名称3}//{検索パターン}

このことから主要要素のマッチ式とは

 name content//{検索パターン}

という個別要素のマッチ式を評価していることになります.

検索パターン

検索パターンとは通常表現もしくは正規表現の検索文字列(オプション含む)の総称です.

 {検索オプション} {キーワード}

{検索オプション}は必ず{キーワード}の前に記述します.

{検索オプション}と{キーワード}の間に一つ以上のスペースを挿入します.

{検索オプション}を省略すると"暗黙の検索オプション"がセットされます.

検索オプション
 @{記号1}{記号2}...

{検索オプション}は"@"の後に下記の{記号}を組み合わせて記述します.

{記号}の記述順や大小文字の違いを気にする必要はありません.

ただし,{記号}と{記号}の間にスペースや文字を挿入すると正しく認識できません.

{記号} 説明
r 正規表現でキーワードを記述する
n 通常表現でキーワードを記述する(デフォルト値)
i 英文大小文字を区別しない(両表現で使用可)
s 改行も一般文字とみなす(正規表現のみ使用可)
m 各行で^と$を認識する(正規表現のみ使用可)
b 末尾から検索を実行する(正規表現のみ使用可)
キーワード
  • 前後のスペースはトリミングしますが,複数の単語から構成される文字列ならば,間のスペースも含めてひとつのキーワードと見なします.
  • 通常表現の場合,キーワード中のアスタリスク"*"文字はワイルドカードとして作用します.正規表現の場合は0回以上の繰り返しを表すメタ文字として作用します.
  • キーワードが単語の一部分ではなく単語そのものであることを明示したいならば,通常表現の場合は"ダブルクォーテーション"で,正規表現の場合は"\b"で囲んで記述します.
  • キーワードの中に論理演算子(and,or,not,&&,||,!)と関係詞(what)を使いたい場合は,それらの前に"\"を付けてエスケープしてください.
比較式

比較式とは文字列あるいは数値の大小関係や日時の新旧関係を評価する式です.

 {要素名} {演算子} {値}
{演算子} 説明
= {カラム}が{値}と等しければ真
> {カラム}が{値}より大きければ真
< {カラム}が{値}より小さければ真
>= {カラム}が{値}以上ならば真
<= {カラム}が{値}以下ならば真

{値}の中に論理演算子や関係詞と同じ文字列を使いたい場合は,それらの前に"\"を付けてエスケープしてください.

{要素名}はマッチ式と同じですが,以下の表に示すように要素によって比較のやり方が異なります.

{要素名} 説明
name,title, ext, content 文字列として比較
size 数値として比較
modified, added 日付として比較(最小単位:分)
what句
 what {種別}

what句は検索すべき種別を設定します

what句を省略した場合は,すべての種別を検索します.複数の種別を設定したい場合は,what句をそれぞれ記述することもできますが,後述するようにひとつのwhat句にまとめて記述する方が簡便です.

what句は文節構造上の制約から検索論理式の後に記述してください.

{種別}
ルートフォルダ
フォルダ
メモファイル
画像ファイル
ブラウザファイル
その他ファイル

what句の{種別}入力は実を言うと正規表現のパターンになっています.故に,わざと曖昧な書き方をして,複数の種別をまとめて設定することも可能です.

例えば,

 what フォルダ

とすると,"ルートフォルダ"と"フォルダ"を同時に設定したことになります.

また,

 what メモ|画像

とすると,"メモファイル"と"画像ファイル"を同時に設定したことになります.

サンプル(全体検索)
すべての種別に対して,主要要素のどれかに"山田"あるいは"偽研"の文字列を含む項目
 山田 or 偽研
メモファイルに対して,主要要素のどれかに"山田"と"偽研"の両方の文字列を含む項目
 山田 and 偽研 what メモ
メモファイルに対して,内容に"yamada"という文字列を単語単位で大小文字区別なく含む項目
 content//@i "yamada" what メモ
 content//@ri \byamada\b what メモ
メモファイルに対して,主要要素のどれかに"iCBM3"という文字列を含み,かつ更新日時が2014/1/1より新しい項目
 iCBM3 and modified>2014/1/1 what メモ
全種別に対して,主要要素のどれかに,正規表現&大小文字区別なしの条件で"[yh]amada"もしくは"[gr]iken"というパターンを含むか,通常表現&大小文字区別ありの条件で"iCBM3"という文字列を含む項目
 @ri [yh]amada or [gr]iken or @n iCBM3

検索オプションの継承のサンプルです.

途中のマッチ式で検索オプションを省略すると,直前のマッチ式のオプションを継承します.継承は新たにオプションを記述するまで続きます.上記の例の場合,"[gr]iken"は"[yh]amada"のオプション"ri"を継承します.しかし,"iCBM3"は新たなオプション"n"に置き換わります.

開始

"検索テキスト"に続けて以下の開始キーを入力すると検索開始します.

開始キー 説明
Enter 先頭から検索
F3 キャレット位置から前進検索
Shift+F3 キャレット位置から後退検索
Shift+Enter 全体検索
結果 その後の動作
成功 通常は"検索テキスト"をドロップダウンメニュー(履歴)に記録
開始キーとともにCtrlキーを押した場合は履歴に記録せず
失敗 エラーメッセージをステータスバーに表示
3−6−3 Find.png 先頭から検索

表示中のメモ帳の内容に対して,ファイル先頭から文字列を検索します.

3−6−4 FindNext.png 前進検索

表示中のメモ帳の内容に対して,キャレット位置から文字列を前進検索します.

3−6−5 FindPrev.png 後退検索

表示中のメモ帳の内容に対して,キャレット位置から文字列を後退検索します.

3−6−6 置換テキスト
入力書式

"検索テキスト"に正規表現を使った場合は,"置換テキスト"に置換メタ文字を使うことができます.

開始

"置換テキスト"に続けて以下の開始キーを入力すると置換開始します.

開始キー 説明
Enter 検索テキストに一致するすべてを置換
F4 最近傍の検索テキストに一致する文字列を置換&検索
結果 その後の動作
成功 通常は"検索テキスト""置換テキスト"をドロップダウンメニュー(履歴)に記録
開始キーとともにCtrlキーを押した場合は履歴に記録せず
失敗 エラーメッセージをステータスバーに表示
3−6−7 ReplaceAll.png すべてを置換

表示中のメモ帳の内容に対して,"検索テキスト"に一致するすべての文字列を"置換テキスト"と置換します.

3−6−8 ReplaceFind.png 置換&検索

表示中のメモ帳の内容に対して,キャレット位置から最近傍の"検索テキスト"に一致する文字列を"置換テキスト"と置換します.そして,次の検索一致位置にキャレットを移動します.

3−6−9 Show.png Hide.png 検索パネルを開閉

検索パネルを開閉します.

3−7 ステータスバー

ステータスバーに表示される内容は表示モードによって異なります.

  メモ帳 画像ビューア ウェブブラウザ ファイラ なし
編集可否 変更可 変更可 変更可 変更可 変更可
改行コード 変更可 × × × ×
文字コード 変更可 × × × ×
IMEモード 表示のみ × × × ×
編集モード 表示のみ × × × ×
CapsLock 表示のみ × × × ×
NumsLock 表示のみ × × × ×
画像情報 × 表示のみ × × ×
ファイラ項目 × × × 表示のみ ×
表示項目名 説明
編集可否 ファイル/フォルダの「読み取り専用」属性を変更
改行コード 改行コードを変更
文字コード 文字コードを変更
IMEモード IMEの入力モードを表示
編集モード 編集モードが挿入/上書きのどちらであるか表示
CapsLock CapsLockキーの状態を表示
NumsLock NumsLockキーの状態を表示
画像情報 画像の大きさ/解像度/色深度を表示
ファイラ項目 ファイラの総項目/選択項目数を表示

4 オプション設定

4−1 メモ帳

メモ帳モードのメモセットに関する設定を行います.

メモセットとはテキストファイルの種類(拡張子)ごとに割り当てた「フォント」「表示色」「特殊文字の表示/非表示」「シンタックスハイライト」と言った設定を収めたデータセットです.
メモセットには"ビルトインセット"と"ユーザー定義セット"の二種類があります.前者はTMNが事前に用意したメモセットで,一部パラメータの編集は可能ですが削除はできません.一方,後者はユーザーが自由に登録/編集/削除可能なメモセットです.
4−1−1 選択

設定を行うメモセットをリストから選択します.

実際の設定は表示1表示2ハイライトの各タブで行います.

また,このタブではユーザー定義セットの新規作成や削除もできます.

新規

ユーザー定義セットを新規作成します.

複製

選択したユーザー定義セットを複製します.

削除

選択したユーザー定義セットを削除します.

▼・▲

選択したメモセットの定義順を上下に移動します.

インポート

エクスポートファイル(Memosets.XML)からメモセットをインポートします.

モード 説明
上書き 登録済みのメモセットをすべて削除して新規登録
追加 登録済みのメモセットの末尾に追加登録
マージ 同じ名称&タイプならば差し替えて,それ以外は末尾に追加登録
エクスポート

メモセットをファイルとしてエクスポートします.

モード 説明
選択セットのみ 選択したメモセットのみ出力
全セット すべてのメモセットを出力
名称

選択したユーザー定義セットの名称を編集します.

ビルトインセットの名称は編集できません.

拡張子

選択したメモセットに関連付けるメモファイルの拡張子を編集します.

複数の拡張子を設定したい場合は,"|"で連結して記述します.

4−1−2 表示1

メモ帳の各部の表示パラメータを設定します.

パラメータ 説明
フォント 表示フォントとサイズ(1)
改行記号 改行記号を表示するか?
文末記号 文末記号を表示するか?
TAB記号 TAB記号を表示するか?
下線 カーソルが存在する行に下線を表示するか?
編集マーク 編集が行われた行にマークを表示するか?
括弧強調 ペアになっている括弧を強調表示するか?
ルーラー 水平ルーラーを表示するか?
行番号 行番号を表示するか?
クリッカブルURL メモ文中のURL文字列をリンクとして扱うか?(2)
ワードラップ メモをウィンドウの右端で折り返して表示するか?
自動インデント 直前行のTABインデントを継承するか?
左マージン 左端とメモ先頭の間隔(ピクセル単位)
上マージン 上端とメモ先頭の間隔(ピクセル単位)
行間隔 メモの行間隔(ピクセル単位)
TAB幅 TABインデントする文字数
補足1
選択ボタンをクリックするとフォント選択ダイアログが開きます.
補足2
クリッカブルURLをダブルクリックするとウェブブラウザモードで表示します.
4−1−3 表示2

メモ帳の各部の表示色を設定します.

メモ部品 説明
通常テキスト テキスト編集時の前/背景色
ルーラー&行番号 ルーラー&行番号の前/背景色
選択テキスト テキスト選択時の前/背景色
ペア括弧の強調 ペアになっている括弧の前/背景色
改行記号 改行記号の前景色
文末記号 文末記号の前景色
下線 下線の前景色
未保存の編集行 編集を行った行の前景色(未保存)
保存済の編集行 編集を行った行の前景色(保存済)
検索語句の強調 キーワード検索した語句の背景色
前景色

選択したメモ部品の前景色を設定します.

背景色

選択したメモ部品の背景色を設定します.

4−1−4 ハイライト

シンタックスハイライトを設定します.

新規

新規ハイライト項目を作成します.

メニュー 説明
選択項目を複製 選択項目を複製
#number ユーザー定義セット雛形を新規作成
#keyword,         〃
#enclosure,         〃
#line,         〃
#regex,         〃
前景色

選択項目の前景色を設定します.

ユーザー定義セットの正規表現パターンの場合は,以下のドロップダウンメニューから設定します.

メニュー 説明
グループを追加 新しいグループを追加&配色を設定
パターン全体 パターン全体の配色を設定
グループ1〜 指定グループの配色を設定
背景色

選択項目の背景色を設定します.

ユーザー定義セットの正規表現パターンの場合は,前景色と同じドロップダウンメニューから設定します.

削除

選択項目を削除します.

ユーザー定義セットの正規表現パターンにグループ配色している場合は,以下のドロップダウンメニューから操作します.

メニュー 説明
選択項目を削除 選択項目を削除
グループ1〜 指定グループのみ削除(1)
補足1
途中のグループを削除した場合はグループ番号を詰めて再配置します.
▼・▲

選択項目をリスト内で上下に移動します.

この操作にはあまり意味がありません.(今のところ)

パターン

パターンは項目を選択して下のテキストボックスで編集します.

ビルトインセットの場合

ビルトインセットのパターンは編集できません.

パターン 説明
Attribute HTML/XMLの属性名
Class Python言語のクラス宣言
Comment プログラミング言語やHTML/XMLのコメント文
Delimiter HTML/XMLのタグ括弧
DocComment C#言語のXML形式のコメント文
ElementName HTML/XMLの要素名
Entity HTML/XMLのエンコードされた文字列
Function Python言語の関数宣言
Heading1 Iniのヘッダ
Keyword プログラミング言語の予約語1
Keyword2 プログラミング言語の予約語2
Keyword3 プログラミング言語の予約語3
Macro プログラミング言語のマクロコード
Number 数値
Property Iniのプロパティ
Regex JavaScript言語の正規表現
String 引用符で囲まれた文字列
ユーザー定義セットの場合

ユーザー定義セットのパターンはすべて編集できます.

  • パラメータ文字列は引用符で囲む必要はありません.
  • []で囲んだパラメータは省略可能です.
単語ハイライト

指定単語をハイライトします.

#keyword,単語[,オプション]
パラメータ 説明
単語 ハイライトする単語
オプション "i"と記述すると英字大小文字を区別せず
行ハイライト

開始文字列から行の終わりまでをハイライトします

#line,開始文字列[,オプション]
パラメータ 説明
開始文字列 行ハイライトを開始する文字列
オプション "i"と記述すると英字大小文字を区別せず
囲みハイライト

左文字列と右文字列で囲まれた領域をハイライトします.

#enclosure,左文字列,右文字列[,エスケープ文字][,オプション]
パラメータ 説明
左文字列 囲みハイライトの左側文字列
右文字列 囲みハイライトの右側文字列
エスケープ文字(注) 囲みハイライトと認識させないための文字
オプション(注) "i"と記述すると英字大小文字を区別せず
"m"と記述すると複数行にわたるハイライトを認識
注意
エスケープ文字とオプションが逆順に記述されていても認識します.
正規表現ハイライト

正規表現に一致する領域をハイライトします.

#regex,正規表現
正規表現
パラメータ 説明
正規表現 検索パターン(注)
注意
エディタエンジン「Azuki」の仕様から,複数行に跨る検索パターンを定義することはできません.
検索パターンには,"検索オプション"を適用することもできます.省略した場合は"ri"が暗黙にセットされているとみなします.
4−1−5 確認

選択したメモセットで設定したパラメータが,どのように表示されるかを確認するミニメモ帳です.

4−2 ビューア

画像ビューアモードに関する設定です.

4−2−1 拡張子

画像ビューアに表示可能なファイル拡張子を定義します.

複数定義する場合は"|"で連結して記述します.

4−2−2 はじめて表示する画像の倍率

起動後にはじめて表示する画像の倍率を以下から選択します.

選択肢 説明
直前に表示した画像の倍率を継承する 直前の画像の倍率のまま表示
既定倍率を使用する 右の既定倍率メニューで設定した画像の倍率で表示

ユーザーが画像の倍率を変更した後はそれに従います.

4−3 ブラウザ

ウェブブラウザモードに関する設定です.

4−3−1 拡張子

ウェブブラウザに表示可能なファイル拡張子を定義します.

複数定義する場合は"|"で連結して記述します.

4−3−2 ポップアップウィンドウのフィルタリングレベル

ウェブブラウザのポップアップウィンドウの取り扱い方を選択します.

説明
0 一切ブロックしない
1 安全なサイトのポップアップを許可する
2 ほとんどの自動ポップアップをブロックする
3 すべてのポップアップを禁止する
4−3−3 IEと同等のパフォーマンスを実現する

通常,ウェブブラウザコンポーネントはデフォルト状態のままならばIE7相当の能力しか発揮できません.

このスイッチをオンにすると,インストールされているIEと同等のパフォーマンスが得られるようにレジストリ設定を調整します.

4−3−4 可能ならばGPUによるレンダリングを行う (IE9以降)

IE9以降の場合に可能ならばGPUによるレンダリングを行うかを設定します.

4−3−5 同時接続数

ページ内リンク読み込みの同時接続数を設定します.

4−4 ツリー

4−4−1 新規作成
メモファイル,フォルダ

新規メモファイル/フォルダを作成する時の名前テンプレートを定義します.

定義したテンプレートは新規メモを作成新規フォルダを作成のメニューから利用できます.

名前テンプレートは下記の環境変数を使って記述することができます.

環境変数 説明
[now] 現在日時(yyyyMMddHHmmss)
[now:date] 今日の日付(yyyyMMdd)
[now:time] 現在の時間(HHmm)
[now:ユーザー定義] ユーザー定義の書式による現在日時(1)
[num] 重複回避番号(自動)(2)
[num:開始値] 重複回避番号(手動)(2)
補足1
ユーザー定義書式については,「カスタムの日付と時刻の書式指定文字列」を参考にしてください.ただし,ファイル名なので,使える文字は「-_yMmDdHhs年月日時分秒」に制限しています.
補足2
"重複回避番号"とは,新規作成するメモ/フォルダが既存項目のパス名と重複する場合に,それを回避するために付番する機能です.開始値を省略した場合は,桁数可変で開始値=1から回避できる番号を探索します.開始値がある場合は,桁数固定でその値から探索します.
テンプレートに"重複回避番号"の環境変数がない場合は,ファイルタイトル末尾に自動的(強制的)に"重複回避番号"を補います.
サンプル
[now:date]([num]).txt
-
[now:MM月dd日].txt
test-[num:001].html
注意1
ハイフォン"-"のみの行はメニューセパレータとみなします.
注意2
言うまでもなく,ファイル名のテンプレートなので,スラッシュなどの禁止文字は使えませんので注意してください.
文字コード

新規メモの文字コードを設定します.

改行コード

新規メモの改行コードを設定します.

4−4−2 その他
拡張子定義のないファイルもツリーに登録する

あらゆる表示モードに属さないファイルをツリーに登録するか否かを設定します.

不可視ファイル/フォルダもツリーに登録する

不可視属性のファイル/フォルダもツリーに登録するか否かを設定します.

ファイル/フォルダ名を自然順整列する

Windowsのエクスプローラと同様に名称を自然順整列するか否かを設定します.

4−5 外観

ツリーやリストのフォント&前/背景色やツールバーのスキンを設定します.

4−5−1 フォント

表示フォントとサイズを設定します.

選択ボタンをクリックすると,フォント選択ダイアログが開きます.

4−5−2 前景色

ファイル/フォルダ種別ごとの文字色を設定します.

色付きエンボスをクリックすると,カラー選択ダイアログが開きます.

4−5−3 背景色

各パネルの背景色やドラッグ&ドロップのガイドライン色を設定します.

前景色と同様に,色付きエンボスをクリックすると,カラー選択ダイアログが開きます.

ゴーストイメージを表示

ドラッグしている項目のゴーストイメージを表示するか否かを設定します.

4−5−4 スキン

ツールバーのスキンを設定します.

スキンに関するパラメータは,オプション設定の他のパラメータと異なり,変更したらすぐに結果を反映します.そして,設定ボタンをクリックしてダイアログを閉じると,変更を確定します.一方,中止ボタンをクリックして閉じると,変更をリセットします.

表示方法
表示方法 説明
なし スキン画像を表示しない
タイル貼り スキン画像をタイル状に貼り付ける
ストレッチ スキン画像をツールバーの大きさにリサイズする
ファイルパス

スキン画像のファイルパスを設定します.

変更ボタンをクリックするとファイル選択ダイアログが開くので,画像ファイルをセットしてください.

注意
"{Settings}\default\"内にある画像ファイルはファイル名のみの省略表記になります.

4−6 アプリ

アプリケーションリストから開くコマンドのアプリケーションファイルを登録します.

4−6−1 追加

新規アプリケーションファイルを追加します.

4−6−2 削除

選択項目を削除します.

4−6−3 ▼・▲

選択項目のメニュー表示順を移動します.

4−6−4 名称

名称はアプリケーションリストから開くコマンドのメニュータイトルとして表示します.

4−6−5 拡張子

アプリケーションで開くことができるファイルの拡張子を定義します.

複数定義する場合は"|"で連結して記述します.

また,以下の環境変数を併用することも可能です.

環境変数 説明
[memo] メモ帳に表示可能なファイル拡張子
[viewer] 画像ビューアに表示可能なファイル拡張子
[browser] ウェブブラウザに表示可能なファイル拡張子(注)
注意
ただし,表示パネルのウェブブラウザにフォーカスがある場合は,ファイル拡張子の定義に関係なく,現在表示中のウェブページのURLをアプリケーションに送ります.
4−6−6 オプション

オプション引数を設定します.

4−6−7 許可引数

主引数にすることができる条件を設定します.

フォルダ

選択項目がフォルダの場合,このスイッチがオフならばフォルダ内の拡張子が合致するファイルを再帰探索して主引数にセットしますが,オンならばフォルダそのものを主引数にセットして,再帰探索は行いません.

URL

このスイッチがオンの場合,選択項目がウェブブラウザに表示されているならば,表示中のURLを主引数にセットします.

複数一括

複数のファイル/フォルダを一括で主引数にセットします.

4−7 定型文

メモ帳モードの定型文を挿入コマンドの定型文を編集します.

4−7−1 追加

新規定型文を追加します.

4−7−2 複製

選択項目を複製します.

4−7−3 削除

選択項目を削除します.

4−7−4 ▼・▲

選択項目のメニュー表示順を移動します.

4−7−5 インポート

エクスポートファイル(Phrases.XML)から定型文をインポートします.

モード 説明
上書き 登録済みの定型文をすべて削除して新規登録
追加 登録済みの定型文の末尾に追加登録
マージ 名称と文章が異なる項目のみ末尾に追加登録
4−7−6 エクスポート

定型文をファイルとしてエクスポートします.

モード 説明
選択項目のみ 選択した選択項目のみ出力
全項目 すべての選択項目を出力
4−7−7 名称

名称は,定型文を挿入コマンドのメニュータイトルとして表示します.

名称がハイフォン"-"ならば,メニューセパレータとみなします.

その場合は,文章を定義しても無視します.

4−7−8 文章

定型文には,普通の文章だけでなく,環境変数を用いた文章を登録することもできます.

これらの環境変数は"SQDN"と同じ書式で記述できます.

環境変数 説明
{{clip}} クリップボードのテキスト
{{clip:検索テキスト/置換テキスト}} クリップボードのテキストを加工して出力(1)
{{select}} エディタで選択中のテキスト
{{select:検索テキスト/置換テキスト}} エディタで選択中のテキストを加工して出力(1)
{{now}} 現在日時
{{now:date}} 今日の日付
{{now:time}} 現在の時間
{{now:ユーザー定義書式}} ユーザー定義書式による現在日時(2)
{{spc}} 半角スペース 1回
{{spc:N}} 半角スペース N回
{{spcw}} 全角スペース 1回
{{spcw:N}} 全角スペース N回
{{tab}} TABコード 1回
{{tab:N}} TABコード N回
{{eol}} 改行コード 1回(3)
{{eol:N}} 改行コード N回(3)
{{caret}} この位置にキャレットを移動(4)
{{caret:語句}} この位置に引数語句を挿入&選択&キャレットを移動(4)
補足1
"加工して出力"とは,クリップボードの内容やエディタで選択中のテキストを文字列置換で加工して出力する機能です.他の環境変数と異なり,検索テキストと置換テキストのペアを引数として記述します.検索テキストには,キーワード検索と同じオプションをセットすることができます.また,検索テキストが「正規表現」の場合は,置換テキストに「メタ文字」を使用することができます.
補足2
ユーザー定義書式については,「カスタムの日付と時刻の書式指定文字列」を参考にしてください.
補足3
メモ帳の改行コードとシンクロして出力します.
補足4
"キャレットを移動"とは,定型文を貼り付けた後に,この環境変数の位置へキャレットを移動して,それが可視領域に入るようにスクロールを調整する機能です.
注意
環境変数の引数の途中で"}"や"/"という文字列を使うには,"\}"や"\/"のようにエスケープして記述してください.
サンプル
引用符で囲まれた文章を括弧で囲みなおす
「{{select:@r (\"|')([^\1]+?)\1/$2}}」
進捗状況を記す
{{now:MM月dd日 HH時mm分}}{{tab}}{{caret}}%

4−8 その他

4−8−1 検索
暗黙の検索オプション

検索パネルの検索テキスト検索オプションを省略した場合に,暗黙のオプションとして働く値を設定します.

もちろん,何も設定しないことも可能です.

4−8−2 ファイラ
フォルダサイズも計算して表示する

フォルダ内の全ファイルのサイズを足し合わせて表示します.

サイズはおおよその値を単位付きで表示する

このスイッチがオンの場合は,ファイル/フォルダサイズをバイト計量で表示した時に,1〜1023の値に収まるように数字を丸めて単位付き(KB,MBなど)で表示します.

このスイッチがオフの場合は,ファイル/フォルダサイズを正確な値で表示します.

5 付録

5−1 メモ帳モードのキーボードショートカット

Azukiの使い方」から引用しました.

5−1−1 方向キーと修飾キーのコンビネーション
修飾キー
なし 前の文字へ移動 次の文字へ移動 1行上へ移動 1行下へ移動
Shift 前の文字まで選択 次の文字まで選択 1行上まで選択 1行下まで選択
Ctrl 前の単語へ移動 次の単語へ移動 1行上へスクロール 1行下へスクロール
Ctrl + Shift 前の単語まで選択 次の単語まで選択
Alt 矩形選択を
左に拡大
矩形選択を
右に拡大
矩形選択を
上に拡大
矩形選択を
下に拡大
5−1−2 その他のキーコンビネーション
キーコンビネーション 動作
Ctrl + A すべて選択
Ctrl + Z 元に戻す
Ctrl + Shift + Z やり直す
Ctrl + Y   〃
Ctrl + X カット
Ctrl + C コピー
Ctrl + V ペースト
Tab (選択中) ブロックインデント
Shift + Tab (選択中) ブロックインデント解除
Ctrl + [ 前のペア括弧へ移動
Ctrl + ] 次のペア括弧へ移動
Ctrl + B 矩形選択モードへ