山田偽研
(2012.03.25) CCB Ver.0.56b
CCB Ver.0.56b を公開しました.
最初はいくつかの採集先&ターゲットを入れ替えるだけに留めるつもりだったのですが,いろいろ弄っているうちに以下のような大規模改造になってしまいました.
- 診断コマンドの独立化
- 照会コマンドを使いにくく
- 検索コマンドの拡張
- ステータスバー表示項目の整理
- 採集先&ターゲットの入れ替え
今までツールチップに纏めて記録していた採集先,検査ターゲット,診断結果を独立したリストカラムに表示することにしました.これにより,今まで検査コマンドのおまけ的存在だった診断コマンドのみでもProxyを分類することができるようになります.もちろん,両コマンドを組み合わせて評価することも可能です.
昨今,照会に利用するWhoisサーバーは,単位時間あたりのアクセス数を制限したり,酷い時はプロバイダごと門前払いを食らわしたりします.そのため,検査や診断と同様に連続アクセスする照会はもはや困難な状況です.現実に即して考えると,照会コマンドは「どうしても素性を知りたいProxyに対して偶に実行する」ぐらいが丁度良かろうということになります.そこで,照会コマンドの実行が面倒くさくなるように仕様を変更しました.
検索テキストにiCBM3などと同じ検索オプションを使えるようにしました.また,「実行状態」を検索式として記述できるようにしました.
ステータスバーに表示する「数値」が,ある時は「アイコンラベル」に,ある時は「メッセージ」とともにと言った具合に散らかっていたので統一しました.
Proxyサイト「SamAir」と「NNTime Proxy lists」が金儲けに走りやがったのでエントリーから外すことにしました.一方,新たなプラグインを作成して「Proxyhttp.net」を採集先に復活させました.